会う前から、婚活は始まっている。Marriage a’ la modeの新保結叶さんが“第ゼロ印象”から自信を育てる理由

婚活は、実際に会う前の「第ゼロ印象」から始まっている。Marriage a’ la mode代表・新保結叶さんは、ファッションや写真を整え、余計な減点をなくすことで、その人本来の魅力が伝わる入り口をつくります。外見を変えることから自分の魅力を知り、経験を重ねながら自信を育てていく婚活支援について伺いました。

〈聞き手=笠原 佳介〉

今回話を聞いた人

新保結叶
新保 結叶

青山結婚相談所 Marriage a’ la mode / 代表カウンセラー

青山結婚相談所 Marriage a’ la mode代表カウンセラー。大手アパレルメーカーで37年間活躍し、店舗運営やスタッフの育成などに携わった経験を生かして結婚相談所を運営。ファッションやコミュニケーション、マナーなども含め、一人ひとりの印象と魅力を引き出す婚活支援を行っている。

婚活では、「ありのままの自分を好きになってくれる人と出会いたい」と考える人も多いだろう。

しかし、その「ありのまま」を知ってもらうためには、まず会ってもらわなければならない。そして、結婚相談所では実際に会うよりも前に、プロフィール写真や文章を通して相手から選ばれる段階がある。

青山結婚相談所 Marriage a’ la modeの新保結叶さんは、この“会う前の印象”を「第ゼロ印象」と呼ぶ。

服装や髪型、写真を整えるのは、自分ではない誰かを演じるためではない。余計なところで減点されず、その人が本来持っている魅力を見てもらうためだという。そして、自分でも知らなかった魅力を知る経験は、やがて婚活を進める自信にもつながっていく。

大手アパレル企業で長く人材育成に携わり、「人がどう見えるか」と向き合ってきた新保さんは、なぜ婚活において印象を大切にしているのか。その先で、会員にどのような変化を願っているのか。

「第ゼロ印象」から始まる、新保さんの婚活支援について聞いた。

トップ販売員から学んだのは、「先入観を持たずに人を見る」こと

笠原

新保さんは長くアパレル業界で働かれていたそうですが、具体的にはどのようなお仕事をされていたのでしょうか。

新保さん

店舗を運営する側のマネージャーをしていました。

全国の店舗で働いている店長やスタッフ、店長をまとめるスーパーバイザーの育成をしたり、ブランドから各店舗に与えられた予算を達成するための戦略を考えて発信したりですね。

店舗は売上を作る場所なので、どうしたら売上を取れるのかを考えて、スタッフを育成していくのが大きな仕事でした。もちろん、自分が店頭に立ったときには一番売れなきゃいけないですし(笑)。

笠原

そうした経験の中で、人の魅力や印象を見る視点も培われていったのでしょうか。

新保さん

すごく勉強になったのは、トップ販売員の子たちですね。

私がいた会社はブランド数も多かったので、いろいろなブランドのトップ販売員を見る機会がありました。もちろんカリスマ性がある子や、センスが抜群な子もいるんですけど、本当に売上を積み上げる子たちには共通点があったんです。

それは、とにかくピュアで、人に対して先入観を持たないことなんですよ。

「この人はお金を持っていなさそう」「今日は買わなさそう」と決めつけない。本当にその商品を素敵だと思っているから、「これ、本当にいいんですよ」と純粋に伝えているんです。

押し売りではなく、自分がいいと思ったものを楽しそうに伝えている。だから相手にも伝わるんでしょうね。

笠原

意外ですね。売れる販売員というと、「この人はいける」と見極めてアプローチするようなイメージもありました。

新保さん

もちろん、そういう方もいます。でも、純粋に売上を積める子って、本当に自分のブランドを愛していて、相手によって態度を変えないんですよね。

それは今の仕事でも一緒だと思っています。

初回のカウンセリングで「この人は活動しなさそうだな」とか、「この人は美人だから婚活に困らなそうだな」とか、先入観を持っても当たった試しがないんです。

だから、目の前にいる人がどんな人であっても、婚活をすることで今までにない出会いや経験ができることを、まずは純粋に伝えるようにしています。

笠原

結婚相談所を始められたのも、当時の後輩の方々から恋愛や結婚について相談されることが多かったからでしょうか。

新保さん

そうですね。ただ、「この出来事があったから始めた」という決定的なものは、実はないんです。

独身の後輩たちと一緒に結婚相談所のホームページを見ながら、「ここ安いね」「この人優しそうだね」なんて話していたんですよ。そうしているうちに、結婚相談所そのものがどういう仕組みで運営されているんだろうと興味を持って。

そこから資料をいろいろ取り寄せて、説明会にも片っ端から行きました。

まだ自分でやると決めていたわけでもないのに(笑)。

笠原

そこから本当に開業するところまで進んだんですか。すごい行動力ですね。

新保さん

試しに独身の後輩たちに「もし私が結婚相談所をやったら入る?」って聞いたら、「入る、入る」って言ってくれたんです。

それで、「じゃあやってみよう」と始めました。

彼女たちは見た目も華やかで、仕事も楽しそうにしていました。でも、一人ひとりとちゃんと話してみると、結婚についてものすごく深刻に悩んでいたんです。

仕事柄、土日は休めないし、出張も多い。出会いも少ない。表面だけを見ていたら、「この子たちは結婚しなくても楽しそう」と思ってしまうけれど、実際は全然違った。

そういう経験も、先入観を持たずに一人ひとりを見るという今の姿勢につながっていると思います。

カウンセリングする新保さん

婚活は、会う前から始まっている。「第ゼロ印象」とは

笠原

新保さんは「第ゼロ印象」という言葉を使われていますよね。具体的には、どの時点の印象を指しているのでしょうか。

新保さん

実際に会う前です。

結婚相談所では、まず年齢や年収などの条件を入力して検索しますよね。そこで、たとえば自分の希望条件に合う人が何千人と出てきたとします。

でも、その画面に出ている人は、基本的にはみんな自分が入れた条件を満たしているわけです。

そうなると、その次に何を見るかというと写真なんですよ。

同じような条件の人たちが並んでいる中で、一瞬でも指が止まって、「この人に会ってみたい」と思ってもらえるか。

その選ばれる前の視覚的な印象を、私は「第ゼロ印象」と呼んでいます。

笠原

実際に会ったときの「第一印象」よりも前に、もう選択が始まっているということですね。

新保さん

そうです。

会えば、話し方や優しさ、面白さはいろいろ伝えられます。でも、会ってもらえなければ、それを知ってもらうこともできません

だから、まず「会ってみたい」と思ってもらえるところまで整えてあげる。

たとえば、親しみやすい笑顔、その人に似合う色やデザイン、清潔感や爽やかさ、誠実そうな雰囲気など。写真の細かいパーツだけというより、私はまず全体の雰囲気を見ています。

ドアを開けた瞬間から、「どう見えているか」を伝える

笠原

第ゼロ印象を考えるとき、会員さん自身は「自分が人からどう見えているか」を把握しているものなのでしょうか。

新保さん

ほとんどの人は、考えたことがないと思います。

だから初めて私のところに来てもらったときも、ドアを開けて入ってきた瞬間に私が受けた印象を覚えておいて、最後にお伝えするようにしています。

「今日初めてお会いしたときは、こういう印象だったよ。でもお話ししていくと、こういう面も見えたから、最初からそこを出せたらもっと素敵に見えると思うよ」って。

笠原

最初から厳しいところも伝えるのですか。

新保さん

最初はあまり言わないですね(笑)。

今の時代、最初から悪いところを言われたらへこんじゃうので。

私は「ここがダメ」じゃなくて、バージョンアップという言い方をします。

「ここが良かったから、ここをもう少しこうしたら、もっと良くなるね」という伝え方です。

そうすると、「そんなこと言われたの初めてです」とか、「自分ってそんなふうに見えるんですね」と驚かれるんですよ。

まずは、自分が周りからどう見えているのかを、ポジティブに楽しみながら知ってもらいたいですね。

「好き」と「似合う」は違う。余計な減点をなくして、自分自身で勝負する

笠原

第ゼロ印象を整えるとなると、自分の好きな服装よりも、「婚活で好まれやすい格好」に寄せる必要が出てくるのでしょうか。

新保さん

私は、好きは絶対に犠牲にしちゃいけないと思っています。何を好きでも自由なんです。

ただ、「好き」と「似合う」は違うということは伝えます。

たとえば黒やモード系の服が好きな女性がいたとして、それを好きなことは全然いい。でも、パーソナルカラーや骨格を見てみたら、本人が今まで着てこなかったような明るい色がすごく似合うこともあります。

「こういうのも似合うんだ」と分かったら、むしろファッションの選択肢が広がりますよね。

笠原

「モテるために自分の好きを捨てる」というより、自分に似合うものを知って、選択肢を増やしていくようなイメージですか。

新保さん

そうです。

男性も、服そのものが悪いというより、まずサイズが合っていない方が多いんですよ。

ジャケットが大きすぎたり、袖が長かったり。パンツのシルエットを少し変えるだけで、すごく若々しく見えることもあります。

だからスタイリストと一緒に買い物に行ったり、体型によってはオーダーで作ったりして、その人が一番きれいに見えるサイズを知ってもらいます。

笠原

新保さんは、服装や髪型についてはかなりしっかり伝えるんですね。

新保さん

そこは言います。

私は、「装うことはお相手へのマナー」だと思っているんです。

これから異性と出会って、時間を共有しようとしているわけですよね。だったら、その場に向けて自分を整えていくことも、お相手への礼儀だと思います。

でも、別人に作り替えたいわけではないんですよ。

本当にいい人なのに、服や髪型だけで減点されるのって、すごくもったいないじゃないですか。

だから、そういう余計な減点をなくしたうえで、本当の自分で勝負できるようにする

外側を整える目的は、そこなんです。

新保さんの写真

「これ、自分?」。外見を整えることが、自信につながっていく

笠原

写真や服装を整えることで、会員さんにはどのような変化がありますか。

新保さん

外見はもちろんのこと、内面にも変化が表れます。

特に男性会員さんの中には、自分が一番かっこよく見える状態をプロに作ってもらい、写真を撮ってもらう経験がほとんどない方も多いんです。

スタイリストと服を選んで、ヘアメイクをして、プロのカメラマンに何十枚も撮ってもらって、その中から一枚を選ぶ。

最初は慣れていないから大変そうなんですけど、だんだん楽しくなってくるんですよね。

それで出来上がった写真を見ると、「え、これ自分?」って。

そのとき私は、「そうだよ。あなた、こんなに素敵なんだよ」って言います。

笠原

自分の魅力を、初めて客観的に見る経験になるんですね。

新保さん

そうなんです。

「自分って、ちゃんとやればここまでできるんだ」と知れる。

それだけでも、すごく嬉しそうですよ。

女性も同じです。女性は写真に慣れている方も多いですけど、自分が選ぶ写真と、異性から親しみやすいと思われる写真が違うこともあります。

本人はキリッとした決め顔を「これが一番いい」と思っていても、実際には目が細くなるくらい笑っている自然な写真の方が、「こっちの方がかわいいよ」と周りから言われることがある。

最初は「えー、これ嫌です」って言うんですけど(笑)。

でも、自分が好きな自分の見え方だけじゃなくて、人からどう見られているのか、どんな自分に好意を持ってもらいやすいのかを知ることも、自信につながると思います。

笠原

「自分を変えなければいけない」というより、「自分にもこういう魅力があったんだ」と発見していくんですね。

新保さん

そうですね。

あとは婚活が始まって、実際にお見合いが成立したり、交際を経験したりすることも自信になります。

最初は私と一時間話していても、数回しか目を合わせられなかった男性会員さんもいました。

でも毎月話して、お見合いや交際を経験して、成婚退会の手続きにお相手の女性と一緒に来たときには、「ちょっと、誰この人?」って思うくらい変わっていたんですよ。

目を見て話せるし、彼女が話しているときは彼女のことを見ながらニコニコしているし。

笠原

そこまで変わるんですね。

新保さん

変わります。

それは私のおかげというより、お相手の女性のおかげなんですけどね。

「自分はちゃんとこの人に好かれている」「自分もこの人を大事にしたい」という揺るぎないものができると、人って本当に変わるんだなと思います。

外側を整えることは入口ですけど、そこから経験を重ねて、少しずつ自信がついていくんです。

「フィーリングが合わない」で終わらせない。婚活を“改善できるもの”に変える

笠原

お見合いが上手くいかない会員さんには、どのように婚活の支援をしますか。

新保さん

「フィーリングが合わない」は、お見合いで一番よく使われるお断り理由の一つです。

単純に「タイプではなかった」ということもあるので、それなら仕方ないんです。そこは変えようがありません。

でも、本人としては「フィーリングって何?」ってモヤモヤするじゃないですか。

だから、教えてくださりそうな相談所さんであれば、「具体的にどのあたりが合わないと感じられたのでしょうか」と聞くこともあります。

笠原

そこまで聞いていくと、改善できる要素が見つかることもありますか。

新保さん

あります。

私は「フィーリング」って、かなり非言語の部分も大きいと思っているんです。

話し方、目線、姿勢、所作、表情。何を話したかだけではなくて、相手の話をどう聞いていたかとか。

特に、次に自分が何を話そうかばかり考えていると、目の前の相手が話していることを受け取れなくなっちゃうんですよ。

話が上手じゃなくても、沈黙があったとしても、相手の話をちゃんと受け止めて、共感できていれば、そこまで嫌な印象にはなりません。

笠原

お見合いでも第一印象は大切ですか。

新保さん

大事です。

会った瞬間に、「〇〇です。今日はお会いできるのを楽しみにしていました。よろしくお願いします」って、爽やかに言いなさいと伝えています。

これを笑顔で言われて、嫌な気持ちになる人ってほとんどいないですよね。

帰るときも、本当に楽しかったなら「今日は楽しかったです。またお会いできたら嬉しいです」と伝えればいい。

すごく小さなことなんですけど、第一印象はそこで大きく変わります。

笠原

緊張してしまう方にとっては、それすら難しいこともありそうです。

新保さん

もちろんです。でも私は、「緊張していること自体はマイナスじゃないよ」と言っています。

緊張は慣れれば変わりますから。

最初から完璧な会話をしようとしなくていいんです。「今日は相手のここだけ知ろう」とか、「自分のこの部分だけ伝えよう」とか、一つできたらいい。

そうやって一回ずつ経験を積めばいいと思っています。

「ダメだった」ではなく「バージョンアップ」。どんなときも一番の味方でいる

笠原

新保さんの支援では、「改善すること」をかなり大切にされている一方で、会員さんを強く責めるようなサポートではない印象です。

新保さん

私はそんなにスパルタじゃないですよ(笑)。

だって、みんな本当に頑張っているんです。

暑い中ジャケットを着てお見合いに行って、それでお断りされて、厳しいフィードバックまで来たら、つらいじゃないですか。

だから基本的には、「大丈夫、大丈夫」って。

たった一人のお相手とうまくいけばいいんだから、それまでの経験はリアルな練習だと思って頑張ろうよって伝えています。

私は、とにかく味方でいます。どんなときでも応援します。

婚活の悩みって、誰にでも話せるものではないと思うんですよ。

しかも、お相手のことまで分かっているのは仲人だけだったりする。

その私まで厳しくしてしまったら、やってられないと思うんです。

だから、「ここがダメだった」ではなくて、「次はここをバージョンアップしよう」という形で伝えます。

笠原

サポートにおいて他に大切にされていることはありますか。

新保さん

はい。お見合いの後は、いくつかの項目に沿って必ず振り返ってもらいます。

特に、「自分がお相手にどんな印象を与えたか」は大事です。

相手から「優しいですね」「仕事を頑張っているんですね」「家族思いなんですね」と言われたなら、それは自分が相手にそう見えているということですよね。

そういうものを、会話の中から拾えるようになってほしい。

笠原

経験するだけでなく、経験から学んでいくということですね。

新保さん

そうです。

一人でやっていると、うまくいかないときに余計なことまで考えてしまうんですよ。

「あの人にこう言われたから、自分は全部ダメなんじゃないか」とか。でも、それは事実じゃなくて、自分の想像が膨らんでいるだけかもしれない。

だから、事実は何だったのかを一緒に見て、「じゃあ今回はここだけ改善しよう」と問題を小さくします。

早く成婚していく人って、悩みが少ないんですよ。だから私は、できるだけ悩ませすぎないことも大切にしています。

笠原

新保さんに相談すること自体も、婚活を前に進めるために大切なんですね。

新保さん

そうですね。

行き詰まりやすいのは、私を使わない人です(笑)。

全部一人で何とかしようとして、うまくいかなくなると報告もしなくなって、私とも話したくなくなってしまう。

でも、こまめに話してくれれば、「今こういうことで悩んでいるんだ」と分かるから、すぐ手を打てます。

仲人って、絶対に味方するし、絶対に応援するんです。

だから、本当に使い倒してほしいですね。

目指すのは、恋人の先で「親友」「戦友」になれる結婚

笠原

ここまで「第ゼロ印象」や第一印象について伺ってきましたが、新保さんが最終的に目指しているのは、どのような結婚なのでしょうか。

新保さん

結婚したら、本当にいろいろなことがあるじゃないですか。

生活環境も変わりますし、子どもができれば子ども中心の生活になるかもしれない。

だから私は、最終的には何があっても味方でいられる相手か、どんなときでもそばにいて応援してくれる相手かということが大切だと思っています。

何でも話し合えて、ちゃんと向き合ってくれる人ですね。

笠原

恋愛のときの「好き」という気持ちだけではなく、その先の関係を見るということでしょうか。

新保さん

そうです。

最後は、戦友というか、親友にならないと。

会員さんから「友達みたいな感じで、恋愛感情が湧かないんです」と言われることもありますけど、私は「いや、それ最高だよ」って言います。

だって、友達にもなれない人と、いい夫婦になるのは難しいと思うんですよ。

笠原

たしかに、長く一緒にいることを考えると、人として好きかどうかは大きいですね。

新保さん

異性としてすごくタイプでも、「この人とは友達になりたくないな」とか、「人としてちょっと冷たいな」と感じるなら、長い関係では難しい部分が出てくると思います。

仕事ができて、収入も高くて、尊敬できる。でも二人の間に上下関係ができてしまったら、それもしんどいですよね。

だから私は、横並びの関係が一番いいと思っています。

親友みたいでいいんです。空気みたいでもいい。

笠原

最初は「選ばれるために印象を整える」というところから始まりますが、その先で目指しているのは、取り繕わずに一緒にいられる相手なんですね。

新保さん

そうですね。

外見を整えることも、お見合いのコミュニケーションを振り返ることも、それ自体がゴールではないんです。

一人ひとり経験しながら、「自分はどういう人といると自然でいられるのか」「どういう人なら一緒に歩いていけるのか」が分かってくる。

たった一人、その相手に出会えればいいんです。

第ゼロ印象は、“自然体の自分”で出会うための入り口

新保さんが考える「第ゼロ印象」は、単に婚活で好まれる見た目を作るためのものではない。

会う前の段階で、その人が本来持っている魅力とは関係のないところで選択肢から外されてしまう。それを防ぎ、まず相手に「会ってみたい」と思ってもらうための準備である。

その過程で、自分に似合う服を知り、プロが撮った自分の写真を見て、「自分にもこんな魅力があったのか」と知る。お見合いでは相手からどう見えたのかを振り返り、一つずつ改善を重ねていく。そうした小さな経験が、自分への見方そのものを変えていく。

一方で、新保さんが目指す結婚は「ずっと魅力的に見せ続ける関係」ではない。最終的に大切なのは、横に並び、何でも話し合い、互いの味方でいられることだという。

選ばれるために自分を偽るのではない。余計な減点をなくし、自分自身を知ってもらうところまで進む。そして、その先で自然体の自分と一緒に歩いてくれる一人と出会う。

新保さんの「第ゼロ印象」から始まる婚活支援は、そのための最初の一歩なのである。

新保さんの写真

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